2026年9月1日から値上がりするものまとめ|食品・送料・毎月の支払いを確認

暮らしと家計 Watch|2026年9月版

朝食の豆乳やチーズ、料理に使うしょうゆ、おやつのポテトチップス。9月は、普段の買い物で手に取る食品に価格改定が予定されています。食品以外では、通販の送料や通信のサポート料金も変わります。

この記事では、家庭に関係するものを中心に、いつから、何が変わるのかを整理しました。

本記事で得られる3つのポイント

  • 豆乳・乳製品・調味料など、身近な食品の値上げ内容
  • 送料や通信のサポート料金で確認しておきたい変更
  • 買い置きで無駄を出さないための考え方

よく買う商品と毎月の支払いを先に確認しておくと、9月の家計の見通しを立てやすくなります。

※2026年8月28日確認。食品の総品目数は、帝国データバンクの7月31日公表資料に基づきます。9月1日からの改定を中心に、9月中の変更も日付を分けて掲載しています。

9月の食品値上げは4,531品目。ただし、全部が9月1日からではない

帝国データバンクの「食品主要195社」調査では、9月の値上げ予定は4,531品目。7月31日の公表時点で、2026年内では最多となる見込みです。

これは9月全体の集計であり、4,531品目すべてが9月1日に店頭で値上がりするという意味ではありません。価格を据え置き、内容量を減らす「実質値上げ」も含まれます。

また、メーカーが発表する「9月1日出荷分から」は、その日に工場などから出る商品が対象です。お店の在庫や販売方針によって、値札が変わる日は前後します。

出典:帝国データバンク
https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260731-neage26y08/

まず確認したい、身近な食品の一覧

メーカー・対象公表された改定内容開始時期
キッコーマンの豆乳・豆乳スープ56アイテム、希望小売価格で約6~20%9月1日納品分から
キッコーマンのしょうゆ・つゆ・たれなどしょうゆ5~9%、つゆ類5~22%、たれ類6~11%など。希望小売価格基準9月1日納品分から
森永乳業のアイス・バター・チーズ・育児用ミルクなど59品は2.5~6.7%。別の2品はメーカー出荷価格で4.9~5.0%9月1日出荷分から
雪印メグミルクのバター・チーズなど75品、希望小売価格で1.8~10.0%9月1日特約店着分から
雪印メグミルクの乳飲料・ヨーグルト・デザートなど市販用57品、希望小売価格で2.1~8.7%9月1日出荷分から
カルビーのポテトチップス・じゃがりこポテトチップス7品は店頭想定5~10%、じゃがりこ18品は同3~10%9月1日納品分から順次
ポッカサッポロの家庭用レモン食品など家庭用14品。改定後はオープン価格9月1日納品分から
明治メイバランスなどの栄養食品17品、出荷価格で約5~10%9月1日納品分から

同じメーカーでも、すべての商品が対象ではありません。希望小売価格や出荷価格の改定率も、そのままスーパーの値上げ率になるとは限りません。対象商品と出典は、以下の各項目から確認できます。

豆乳・しょうゆ・つゆは、開封後に使い切れる量で

キッコーマンソイフーズの豆乳は、豆乳スープを含む56アイテムが対象です。毎朝飲む人や、料理に使う家庭では確認しておきたい改定です。

キッコーマン食品では、しょうゆ153アイテム、つゆ類47アイテム、たれ類47アイテムなどが対象。ほかにデルモンテの一部飲料、みりん類なども含まれます。

買い置きを考える場合は、家に残っている分から確認を。未開封で常温保存できる商品でも、開封後の保存条件は別です。大容量を選ぶなら、最後まで使い切れるかも見ておきたいところです。

公式発表:
https://www.kikkoman.com/jp/news/2026/20260416.html
https://www.kikkoman.com/jp/news/2026/20260601.html

アイス・チーズ・育児用ミルクも対象に

森永乳業の9月改定は、アイス15品、家庭用バター1品、家庭用チーズ20品、育児用ミルク17品、スキムミルクなど8品です。合計61品ですが、59品の価格改定と、2品のメーカー出荷価格改定に分かれます。

雪印メグミルクでは、バターやチーズなどに加え、乳飲料、ヨーグルト、デザートなども対象です。牛乳販売店向けの牛乳・乳飲料6品も出荷価格が改定されますが、市販用とは別の区分です。

冷蔵庫や冷凍庫に入れるものは、買う前に空きを確認しておくと余分な購入を防げます。育児用ミルクは、子どもの成長によって必要な種類や量が変わるため、買い置きは今後使う分を見通せる範囲にとどめたいところです。

公式発表:
https://www.morinagamilk.co.jp/release/newsentry-4717.html
https://www.meg-snow.com/news/detail/35147/

お菓子は、値札と一緒にグラム数を見る

カルビーは、ポテトチップスとじゃがりこの一部を値上げします。これとは別に、価格改定を伴わないポテトチップス3品の内容量変更も公表しています。

いつもと同じ値段でも、袋の中身が同じとは限りません。比較するときは「1袋いくら」に加え、100グラム当たりの価格を見ると分かりやすくなります。

例えば、200円で100グラムの商品が、同じ200円で90グラムになれば、100グラム当たりでは約222円。量が10%減った場合、単価は約11.1%上がります。これは計算例であり、特定商品の改定内容ではありません。

公式発表:
https://www.calbee.co.jp/news/pdf/4224-01293.pdf

レモン食品は「最大24%」を家庭用全体の数字と受け取らない

ポッカサッポロは、家庭用のレモン食品など14品を9月1日納品分から価格改定します。家庭用商品は、改定日からオープン価格となります。

発表にある「出荷価格で約5~24%」は、業務用も含めた対象全体の幅です。家庭用14品がすべて24%上がる、あるいは店頭価格が同じ率で上がる、という意味ではありません。

料理や飲み物によく使う家庭は、普段買っている容量の価格を確認しておけば十分です。使用頻度が低ければ、割安な大瓶より使い切れる小瓶の方が無駄を抑えられることもあります。

公式発表:
https://www.pokkasapporo-fb.jp/company/news/release/260522_01.html

メイバランスは9月1日から。プロテインの容量変更は9月以降順次

明治メイバランスMiniカップやソフトJellyなどの栄養食品は、9月1日納品分から出荷価格が約5~10%上がります。

一方、ザバスの粉末プロテイン14品は、9月以降順次、内容量が変更されます。「ザバス ホエイプロテイン100 各種」の980グラムから800グラムへの変更などが公表されています。

同じ発表にあるアイス「辻利 お濃い抹茶〈スティックマルチ〉」は、9月14日発売分から7本入りが6本入りになります。いずれも9月1日の一斉変更とは分けて確認してください。

公式発表:
https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2026/07_12/index.html

食費以外では、送料・裾上げ・通信のサポート料金を確認

食品以外の支出は、利用しているかどうかで影響が分かれます。該当するものだけ確認すれば大丈夫です。

サービス・条件改定前 → 改定後適用
KDDIの窓口取扱手数料(対象となる個人名義)473円 → 583円9月1日
So-net 安心サポート月330円 → 月550円9月利用分から
So-net 安心サポートプラス月550円 → 月770円9月利用分から
ユニクロの指定住所受取り送料(商品合計4,990円未満)500円 → 550円9月1日
ユニクロのカットオフ・ミシン縫い補正無料となる商品価格の基準が1,990円以上 → 2,990円以上9月1日

※金額は税込。適用条件や特典の有無は、各社の案内で確認してください。

KDDI:支払方法を変えると不要になる手数料

口座振替やクレジットカードなどの支払方法を設定しておらず、払込取扱票付きの窓口請求書が発行される場合の手数料です。対象の個人名義では110円上がります。口座振替やクレジットカード払いに変更すれば、この手数料はかかりません。

公式発表:
https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr-1057_4568.html

So-net:9月に変わるのはサポートオプション

「安心サポート」「安心サポートプラス」は、それぞれ月220円の増額です。割引などを考慮しない単純計算では、12か月で2,640円の差になります。

最近利用しているか、今後も必要かを確認してみてください。なお、一部の「So-net 光」の料金改定は10月1日からで、9月の変更とは別です。

公式発表:
https://www.so-net.ne.jp/info/2026/op20260701_0001.html

ユニクロ:送料だけでなく、補正の無料条件も変わる

指定住所への送料は、商品合計4,990円未満の場合に50円上がります。店舗受取りは引き続き無料です。ただし、受取りのためだけに交通費がかかるなら、配送の方が安い場合もあります。

カットオフ・ミシン縫いの補正は、無料となる商品価格の基準が2,990円以上に変わります。まつり縫いなども条件が異なるため、パンツを購入する際は補正後の合計額を確認しておくと安心です。

なお、一部衣料品には9月14日・15日の価格改定予定もあります。送料や補正料金の9月1日改定とは区別してください。

公式案内:
https://faq.uniqlo.com/articles/Knowledge/100015657

家計はいくら増える? 品目数より、自分の買い物で考える

値上げが4,531品目あっても、すべての家庭に同じ負担がかかるわけではありません。よく買う商品が対象か、どれくらいの頻度で買うかによって変わります。

例えば、値上げ対象の商品に月5,000円使っていて、実際の購入価格が平均8%上がったと仮定すると、同じ量を買った場合の増額は月400円、12か月で4,800円です。

これは家計への影響を見るための計算例です。9月の平均値上げ率や、一般家庭の負担額を示すものではありません。

まずはレシートから、繰り返し買っている商品を5つほど選ぶ。それぞれの価格と内容量を見ておくだけでも、次の買い物で比べやすくなります。

買い置きは、家にあるものを数えてから

値上げ前の買い物で増やしたいのは、確実に使うものだけです。

未開封で常温保存でき、いつも同じペースで消費している商品なら、次に買う予定の分を少し早めに買う方法があります。反対に、冷蔵品や開封後に使い切りにくい大容量品は、無理に増やす必要はありません。

確認したいのは、次の3点です。

  • 残っている量:収納棚や冷蔵庫に同じ商品がないか
  • 使い切る時期:表示された期限と保存方法を守って使えるか
  • 今月の予算:前倒し購入で、ほかの必要な支払いに無理が出ないか

「送料無料まであと少し」も、買い足す前に一度確認を。送料550円を避けるために、使う予定のない1,000円の商品を買えば、支払いはかえって増えます。

9月を迎える前の備忘録

全部を調べ直す必要はありません。家族でよく使うものから確認しておけば十分です。

  • 豆乳、チーズ、しょうゆなど、よく買う食品の価格と容量を控える
  • 買い足す前に、冷蔵庫・冷凍庫・収納棚の在庫を見る
  • 通信の請求明細で、利用していないサポート契約がないか確認する
  • ネット通販は、送料と補正料金を含めた金額で判断する
  • 9月以降、同じ商品を買ったときにレシートを比べる

節約のために、食卓の楽しみを一度に減らす必要はありません。使い切れない買い置きや、利用していないサービスの支払いを減らすことから始めれば、普段の暮らしを大きく変えずに見直せます。

情報の確認について

本記事は、家庭の買い物や支払いに関わる主な改定を選んだもので、全国すべての商品・サービスを網羅した一覧ではありません。店頭価格、対象商品、適用日は、購入先や各社の公式案内で確認してください。

食品4,531品目という数字は、帝国データバンクの2026年7月31日公表資料に基づく9月の予定数です。確定した月間実績ではありません。